樽口峠 (2012/05/14)
【自転車】 | Hunqapillar |
【走行距離】 | 44km |
【ルート】 | 道の駅 白い森おぐに → 国道113号線 → 県道15号線 → 足水中里 → 町道 → 樽口 → 樽口峠
同じ道を通って道の駅まで
地図画像を表示(757×1214、320kb)
※ この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから提供されたものです。
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※ ほぼ写真を並べただけの手抜きアップです。ご容赦下さい。
※ このページ内の写真をクリックすると拡大画像を見ることができます。拡大画像は1024×768で、ファイルサイズは170〜300kbほどです。
良い天気に誘われて、山形県の樽口峠を走りに行きました。
鉄道で行くならJR米坂線の越後金丸駅か小国駅が最寄り駅なのですが、本数が少なくて不便なので、車で道の駅 白い森おぐにまで行き、そこで自転車を組み立てて走り出しました。
この峠を走るときは、時計回りに回って東から登って西側に降りるか、逆に反時計回りに回って西側から登って東側に降りるか、になります。
今回は時計回りに走ることにしました。
※ 地図を見ていると坂町駅あたりから国道113号線を走ってアプローチしたくなるかもれませんが、国道113号線は交通量が多いのでやめた方が良いと思います。
最後の集落である樽口まではずっと緩い坂が続きます。
樽口を過ぎると本格的な登り坂になります。
しばらく進むと、この写真のような雪の回廊も表れます。
この日は晴れて暑いくらいの天気でしたが、雪の上をわたってくる風はひんやりとしていました。
ここでもブナの若葉が目に眩しいです。
峠の標柱が立っているあたりを少し過ぎると飯豊山塊が見えてきます。
ちなみに樽口集落から峠まではほんの数kmです。
峠の近くでは、木々が生い茂っているため、どーんと開けて見えると言う感じではありません。
それでもポカポカとヒンヤリが入り交じる空気の中、白い山々に向かって走っていると、静かに嬉しさが満ちあふれてくるような感覚を覚えます。
峠からほんの少し進むと、パッと視界が開けて、飯豊山塊の眺めが目の前に広がります。
この写真で目の前に当たる部分は観光ワラビ園で、木を伐ってあるので、眺めを遮るものがないのです。
この日は麓から峠に着くまで、道は貸し切り状態でした。
この展望場所でもしばらくは私一人でこの眺めを独り占め。聞こえてくるのは鳥のさえずりだけという静けさの中、しばしボーっと山々を眺めていたのでした。
山を眺めることしばし、地元のおじさんがワラビ園の斜面を歩いて登ってきました。
ワラビ園の準備のために野焼きをしているとのことです。
聞くと、峠の西側へ抜ける道は、地滑りのために通れないとのこと。
だったら来た道を引き返さないと仕方がないな。
知らずに西側から登ってくるルートを選んでいたら辿り着けないところだった。運が良かったと思うべきでしょうね。
もう少し日が経てばワラビ園がオープンして、この峠も観光客で賑わいます。
静かに山を眺めたいなら秋が良いでしょう。11月の後半なら山々は白くなっていると思います。
うまくいけば紅葉と雪山の眺めを楽しめるかもしれません。
来た道を逆に辿って道の駅まで戻り、車で帰宅したのでした。
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